おはようございます。
ドラムスコです。
本日は音楽の三大要素について考えてみました。
音楽は
- リズム
- メロディ
- ハーモニー
この三つの要素で成り立つんだということをつい最近知りまして。
なるほどたしかにっ!
そんな考え方もあるのか!
とテンションがはじけ飛びました。
音楽を作る人間側の人間からするともうこれは一大事件です。そんなふうに分けて考えたことなかったなーと。
そもそも僕は専門学校も音大も行ってなくて、音楽理論をまともに勉強したクチではありません。
音楽仲間から教えてもらったことをもとに自分で研究したり、ネットとかの情報をかいつまんだりして音楽をほぼ独学で学んできました。
独学魂をエンジン全開にして、音楽の三大要素を自分なりに整理したのでその備忘録です。
整理しててひとつわかったことは、どれかひとつ欠けたとしても音楽は成り立つんじゃね?っていうこと。
たとえばリズムとメロディだけでも音楽は成り立ちます。
リズムとハーモニーだけでも音楽は成り立ちます。
でもひとつだけ欠かしてはならないものがあります。
それが「リズム」です。
音楽=リズム
リズムは音楽において絶対に欠かせないものなのです。僕は元々ドラ厶から音楽に入ったのでリズムの大切さは誰よりもわかっております。
だからリズム感はすんごいんです。#自画自賛 #ドラム動画みてたしかめて
この世には絶対なんて言葉はないとか言いますが、これだけは絶対に絶対って言い切ります。
リズムがない音楽なんて絶対にありえないっっ。
「メロディ」と「ハーモニー」がない音楽ってたくさんこの世にはあるんです。
でもリズムがない音楽は成立すらしないのです。
リズムはひとつの音が鳴ってから次の音が鳴るまでの時間に規則性を持たせることで生まれるものです。
たとえば「チクタクチクタク」鳴ってる時計の秒針なんかはまさにですね。
あれはBPMが60のメトロノームと同じです。
メロディもハーモニーもひとつの音が鳴って少しでも時間が経過しないと成り立たないものです。
たとえばピアノの「ド」の音がポンとめちゃくちゃ短い時間鳴ったとして。
こんな感じで。↓
これがそのまま終わってしまったらマジでなんのこっちゃサッパリですよね。
ひとつの音がパッと鳴っただけだったらそれは音楽としては絶対に成立しないんです。
効果音的なニュアンスでは成立はするとは思いますが。それでもやっぱりある程度の音の長さは必要なのですよ。仮にこれがハーモニー(和音)になったとしても結果は同じだす。
なので三大要素の中でも「リズム」は特に大きなウエイトを占めていて、およそ8割ぐらいを占めてるんじゃないかというのが僕の見解です。
もはや
音楽=リズム
なのです。
だってマジでリズムがない音楽なんて存在しないんだもの。
メロディ
「メロディ」は音楽にとってリズムと同じぐらい欠かせないものです。
日本語に訳すと旋律です。
センリツっていうキャラクターがHUNTER × HUNTERという漫画に登場します。
音楽ハンターで放出系念能力者です。
そんなことはどうでもいいのです。
リズムだけでも音楽はじゅうぶん成立はすると思っているのですが、、、でもそれはあくまでも音楽を作ってる側の人間のエゴでしかないなぁーと。
成立したとしてもそれはごく一部の人にしか届かなかったりします。
やっぱりリズムだけだと物足りなくて、人の耳にいちばんに飛び込んでくるのはやっぱり「メロディ」だなぁと。
メロディがあってこその音楽。メロディがない音楽は音楽とは呼べない…っていうのが一般常識みたいになってるなぁと。
それを象徴するかのように、僕ら日本人にとっていちばん馴染みの深い音楽はメロディに歌詞をのせたJーPOPとか童謡みたいな「歌」です。
歌なんかはまさにメロディがないと成り立ちません。
ステキなメロディとともにそれにピッタリの言葉が耳に飛び込んできた日にゃあ、僕らは一瞬で心をワシづかみにされてしまいますね。
なので。リズムとはまた違った意味で音楽にとってはなくてはならないものです。
さっき8割リズムだー!とか言いましたがそこは揺らいでおりません(キッパリ)
なぜならメロディはリズムがないと成り立たないから。
素晴らしいメロディはそれ単体でも心を揺さぶられます。ワシづかみされます。
たとえば。
山田耕筰氏の作曲した「赤とんぼ」。
他にも星の数ほどたくさんあるのは重々承知の上であえてのこの曲。
このへんは完全に個人的な趣味が入っているので流していただけると。
この「赤とんぼ」という曲はですね。
歌詞もバックの演奏も何もない、メロディ単体だけ聴いても夕焼けの空を赤とんぼが飛んでる光景が目に浮かんでくるのですよ。
たぶんね。
それは歌詞がすでに頭の中に完璧にインプットされてしまってるからっていうのももちろんあると思うんです。
でももうすでに完全にインプットされていて、はずしようがないので記憶喪失にでもならない限りそれを検証することはできませぬ。
頭の中が真っ白な状態でメロディ単体だけ聴いてどんな事になるのかはまったく想像がつかないですが、いろんな条件を差っ引いてもここまで強烈なメロディってないんじゃないかなーと、個人的には思っておりまして。
死ぬまでにこんなふうに強烈に耳に残るメロディを1曲でいいから作ってみたいなと日々精進しております。
そのナゾは自分の中ではある程度解決できていいるので後はそこに向けてやれることをやるだけだっっ。
ハーモニー
ぶっちゃけリズムとメロディだけでも音楽としてはじゅうぶん成立します。
ですがっっ。
音楽を作ってる側である僕としてはそれは「ちょっと待てい!」ってなります。
メロディ単体だけでも曲は成立はするのですが、成立するだけで感動はしません。
ほとんどの場合。
たとえば国歌斉唱を独唱でやったとしたらそれはメロディ単体で成立する、かつ感動を与えれるものです。
でもそれはその場の雰囲気だったりシチュエーションがそうさせてたりする部分もあるのでメロディだけで果たしてそれが成立してるのか?というとちょっとだけ「?」が飛びます。
極めて珍しいケースだなーと思います。
そんなことを言いたいのではないのです。
メロディ単体だろうがリズム単体だろうが感動する時は感動します。
その感動をもっともっと素晴しいものにしたい!
という欲望が渦巻くのが僕らクリエイターです。少しでも感動の数値を増やすためにできることはないかしら?と。
その欲望を満たしてくれるのが「音楽の三大要素」三つ目の「ハーモニー」です。
ハーモニーは違う音がいくつも同時に鳴って生み出される「音の重なり」です。
和音とか言ったりもします。
ピアノとかギターみたいにひとつの楽器で同じ音色のハーモニーを作ったり、ドラムとベース、ピアノとギターみたいにまったく違う音を使って生み出すハーモニーもあります。
オーケストラなんかはその最たるものですね。
いろんな楽器がいくつも重なって素晴らしいハーモニーを生み出してる。
このハーモニーも音楽においてはなくてはならないものです。
リズムにメロディが乗っかって、そこに音がいくつも重なっていって。
それを聴いた僕らはとてつもない感動に包まれて言葉を失います。
つまるところ。
音楽の三大要素っていう音楽理論的なことって何のために勉強するのかなと思ったら。
いちばんの目的は聴いてる人たちを感動させるってことなんですね。
そのために音の重なり具合だとか。
和音の構成音だとか。
リズムのとり方だとか。
いろんなことを勉強するのは人々を感動させるためです。
なのでこの三大要素は音楽を作る側の人には大変興味深いものですが、音楽を聴いて楽しむだけの人にとっては何の役にも立たないトリビア並のムダ知識…だということがわかりました。
とゆーわけで。
僕の頭の中もキレーに整理できたので。
そろそろ曲作りに戻りたいと思います。長い時間おつきあいいただきありがとうございました。
それじゃーまた。
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