【永久保存版】リズム感を鍛える方法:リズムを細かくとらえれば楽勝です

ドラムスコの音楽持論

おはようございます。

本日は、リズム感を鍛える方法を解説します。リズム感は生まれつきの才能とかじゃなくて練習すればいくらでも鍛えられるものです。

なのでリズム感がない!と、苦しんでるあなたにピッタリなので目ん玉ひんむいて最後までごらんください。

 

すごくシンプルで簡単な方法です。

やればやるだけリズム感はよくなっていきます。

 

リズム感を鍛える前にリズム感って何だ?ってのをしっかり理解しておくと効率よくリズムが鍛えられるのでぜひ✨

リズム感って何?

 

リズム感を鍛えるポイントは3つあります。

 

1、細かくリズムを捉える

2、アクセントは気にしない

3、全身でリズムを感じる

 

この3つを意識してやればリズム感はドンドンよくなっていきます。

 

1,リズムを細かく捉える

 

先ほどの3つの中でも1、の「リズムを細かく捉える」っていうのがすごく大事で、ぶっちゃけこれだけやってりゃリズム感は勝手にドンドンよくなっていきます。

 

細かく捉えるっていうのは、こういう感じです。

これが普通のメトロノームで、、、

8分音符でとらえたり、、、

16分音符でとらえたり、、、

32分音符でとらえたり、、、

 

これ全部テンポが60なんですけど、これぐらいのすごく遅いテンポだと、1拍目から2拍目までの距離感がつかみにくくて走ったりモタったりしてズレてしまう事故が多発します。

 

その点。

 

こんな感じで細かく刻めば距離感がつかみやすくなるのでズレることがなくなるっていうスンポーです。

特にテンポが遅いバラードとかになってくると、感情が入ったりして走ったりもたったりしてしまいがちです。

そんな時にこの細かくリズムを捉えるっていうのができてると、そういうこともなくなります。

あと、ファンクとかR&Bとか16ビートが思いっきり出てくるような曲なんかだと、先ほどの32分音符のやつができてると全体で合わせた時にグルーヴがめちゃくちゃ気持ちよくなったりします。

 

これが1つ目の「リズムを細かく捉える」です。

最初は意識してやらないとできないのですが、慣れてくると空気を吸うかのごとく、まばたきをするかのごとく、自然にできるようになります。

ただ、自然にできるようになるまではけっこう時間がかかってしまうのが厄介な難事件です。

 

こればっかりは人間なのでどうしようもありません。

なので。

たとえば歩いてる時とか、自転車乗ってる時とか、まぁその他なんでもいいんですけど、ちょっとした空き時間でもやろうと思えばいつでもできる練習です。

そしてそれを少しずつでも積み重ねていくことで体は徐々に覚えていってくれます。

ハッキリ言ってめちゃくちゃ地味な練習です。

 

でも。

 

ふつうは楽器の練習をするってなると楽器を引っ張り出して準備したり、音を鳴らすのでご近所迷惑を気にしたりとか、いろいろ大変なことが多いです。でも、このリズムを細かくとらえる練習はやろうと思えばホントにいつでもどこでもできるんです。メトロノームもスティックもいらない。いるのはリズム感を鍛えたいっていう熱い気持ちだけです。

 

やり方は超カンタン。

頭の中で曲を流しながら手でリズムをとる。

これだけです。

いちばんいいのは自分の好きな曲を聴きながらやることです。

好きな曲なら展開とかも全部知ってるし、何より聴いてて楽しい。

 

究極になると、メトロノームだけでやっててもあっという間に2時間ぐらい過ぎてるぐらい楽しんでできるようになるので大丈夫です。←何が

この方法でリズムを細かくとらえるっていうことをやればやるだけリズム感は鍛えられていくので、ぜひやってみてください✨

 

ひとつ例を出してみます。

たぶん誰もが知ってるであろう、「大きな古時計」という曲を細かくリズムを捉えるとこういう感じになります。

 

めちゃくちゃ細かいリズムを刻んでるのがお分かりいただけるかと思います。

このサイトには他にも同じような曲がたくさんあるのでぜひ聴いてみてください。

もうひとつ。僕の作った曲で恐縮ですが、「ガーベラ」という曲を細かくとらえるとこんな感じです。

これは16分音符。

ほんでこれは32分音符。

 

こんな感じで8分音符とか16分音符とか32分音符みたいな細かいリズムを感じながら曲を聴くとリズム感は鍛えられます。

 

 

こんな感じでリズムを細かく捉えるクセをつけるとリズム感はどんどんよくなっていきます。

 

ちなみに。

 

リズム感を鍛える方法として、「裏をとる」なんて教えてもらったりすることがあります。

こういうやつですね。

この犬の鳴き声の部分だけを手でリズムとったりするっていう感じのヤツです。

 

これは、はっきり言ってあんまり意味ないのでやめといた方がいいです。

僕もこれをやった方がいいよーって言われて実際にやったことがあるのですが、あんまり効果ありませんでした。

 

っていうのも。

これってリズムの本質じゃないんです。リズムはあくまでも表があっての裏なんです。この方法だと裏の部分しかないので結局1つめから2つめまでの距離感はわからないままなんですね。

裏をとるっていう言葉の本質はそこじゃなくて、リズムの裏っていうのはあくまで拍と拍の間の赤丸の部分全部のことをいいます

ここをどう感じるかなので、大切なのはあくまでも表の部分です。だからさっきみたいなことをしててもリズム感がよくなることはあんまり期待できないのでやめといた方がいい、っていうのがドラムスコ持論です。

 

じゃなくて、8分とか16分とか32分とか細かいリズムを捉えることの方が圧倒的にリズム感は鍛えられます。

 

 

2,アクセントを気にしない

 

2つ目のポイントは、

「アクセントを気にしない」なんですが、これは主にリズムを変化させる時に使う「シンコペーション」の時によくあることなのですが、たとえばこんなフレーズ。

これの1小節目の4拍目の裏、赤丸のところにアクセントがついています。

このアクセントを意識しすぎてその後のリズムがグダるっていう現象がアチラコチラで起きております。

どうしてそういうことが起きるかというと、アクセントを意識しすぎて2小節目の2拍目にいくまでの青丸の部分の距離感がわからなくなるんです。

 

結果、その後のリズムが全然合わずにグダグダになってしまうっていう感じです。

 

こうならないようにするためには、表のリズムをしっかり意識するっていうことが大切です。

さっきのフレーズだったらこんな感じです。

このカウベルの音の部分を意識して演奏するとリズムは安定します。演奏する側はそこまでアクセントを気にしなくても聴いてる側にはアクセントとしてちゃんと捉えてくれるのでそんなに強く意識しなくても大丈夫っていうことです。

で、これにさっきのリズムを細かく捉えるのをプラスアルファでやるとより効果的です。

こんな感じですね。

これも体に覚えさすしかなくてですね。さっきのと同じようにいつでもどこでも練習できるのでがんばってやってみてください。

 

3.全身でリズムを感じる

 

3つ目のポイントは「全身でリズムを感じる」です。

どんな楽器でも同じです。

ドラムみたいな打楽器なんかは特に。

 

頭から足の指先まで、全身でリズムを感じるっていうのがすごく大切です。なんでかというと、やっぱりそういうのって全部音に表れちゃうんですね。

これは音楽のマジックとしかいいようがないのですが。

たとえば手とか指だけとかでリズムをとったりっていうのは、それはそれで全然アリなんですけど、それはホントに静かにしてないとダメな時ぐらいで、たとえば授業中とか。会議中とか。電車の中とか。

そういう時に全身でリズムをとってると、変な目でみられてしまうのでそういう時はちょっとやめといた方がいいかもしれないですけど。

もちろんそれを覚悟の上でやると、言うのであればそれを止めることはしませんが責任は放棄しますw

 

基本的には全身でリズムを感じるのがいいと思います。

全身とは言ってるんですが、主に感じるところは股間のティンティンのあたりです。

ここらへんは体の中心部分で、ここでリズムを感じると全身にリズムが行き渡るのでぜひ、股間を意識しながらリズム練習に励んでみてください。

 

慣れてくるとね、体が勝手に動いて全身でリズムをとってしまうようになるので大丈夫です。←何が

 

まとめます

 

まとめると、リズム感を鍛えるには細かくリズムを感じてアクセントはあまり気にせず全身でリズムをとる

 

これを毎日空いた時間にやると早かったら1ヶ月とかでも結果は出てくると思います。

 

リズム感を鍛えると、まずリズムがブレなくなるので、すごく安定した演奏ができるようになります。で、リズムが安定するとリズムのことを気にしなくて、曲に集中できるので、表現の幅が広がって表情がとても豊かな演奏になります。

あとメトロノームとお友達になれるのでレコーディングとかもすごくスムーズに進むようになります。

僕も初めてのレコーディングやった時とか、リズム感がなかったので、全然メトロノームに合わなくて悔しい思いをしたことがあります。

 

それがイヤで、頑張っていろいろ研究してこういう方法でやった結果、リズム感がよくなって、そういう心配が一切なくなって、他のちょっと前のめりにしてみたりとか、わざともたつかせてとか、いろんなことを余裕を持って考えれるようになりました。

 

ぜひぜひ。

やってみてください。

 

それじゃーまた。

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