おはようございます。
本日は「ドラムのレコーディングの時に気をつけること」っていうお話です。
およそ3つぐらいあります。
🔴メトロノーム練習を徹底的にやる
🔴音作りに時間をかける
🔴ドラムの音だけで気持ちいい演奏を
🔴メトロノーム練習を徹底的にやる
ドラムはレコーディングの時、いちばん最初に演奏するのが一般的です。
録音する時にベースも一緒に録音したり、ギターも一緒に録音したりすることもあります。
もしくはギターとかベース、ボーカルを軽く入れておいて、それに合わせてドラムを演奏したり。
ケースバイケースで、いろんな形でのレコーディングがありますが、ドラマーがいちばん最初につまずくところは「メトロノームに合わせること」です。
※メトロノームのことをクリックと呼ぶことが多いです。
これがね。
なかなか合わないんです。笑
もう、ビックリするぐらい。
なので。
メトロノームに合わせて曲を演奏する練習をこれでもかってぐらいやっといた方がいいです。
最悪の場合、メトロノーム無しでレコーディングすることもできますが、それだとリズムにブレが生じてしまいます。そうなると、その曲を聴いてる人に不快感を与えてしまいかねません。
作品としてのクオリティが最悪になってしまいます。
メトロノームを使った方がリズムが安定するので、作品としての最低限のクオリティは維持できます。
なので、メトロノームに合わせる練習は徹底してやった方がいいです。
まずそれが大前提で、そこから強弱だったり雰囲気だったりを付け加えていって、魂のこもった演奏に仕上げていく感じです。
メトロノームに合わないのは、リズム感がイマイチ鍛えられていないのが原因です。
リズム感は鍛えることができるので、ぜひ鍛えておいてください。
メトロノームは4分音符で鳴らすのが一般的ですが、別にそうじゃないとダメだという決まりはどこにもないので、どうしても合わない時は細かいリズムを刻むことで合わせやすくなる、という裏技もあります。
僕自身、そのことにもっと早く気づいていればあんなに時間をかけることもなかったなー、と少し後悔しております。泣
🔴ドラムの音だけで気持ちいい演奏を
レコーディングでは録音した自分の音を確認する作業があります。
その時の判断基準として、ドラム単体で聴いて気持ちイイ演奏ができているか、が大切なことです。
他の楽器と混ざった時にイイ感じになっていたとしても、ドラム単体だと「アレ?」ってなることが少なくありません。
ベースやギター、特にベースはドラムの音だけを頼りに演奏して録音します(メトロノームを一緒に鳴らすこともありますが)。
その時にドラム単体で気持ちイイ演奏ができてないと、ベースの人が気持ちよく演奏できません。
ベースだけでなく、ギターもボーカルもキーボードも。
ドラムは曲の土台です。
その土台を単体で聴いて、気持ちイイ演奏ができるように、心がけてください。
気持ちイイかどうかの判断基準は、まず自分が聴いてみて「おっ♫」と思えるかどうかです。
まずはそれを目標にして個人練習にはげんでみてください。
演奏中は気持ちイイかどうかの判断は難しいと思うので、録音して後でゆっくり聴いてみてください。
録音した直後とかだと冷静な判断ができないこともあるので、自宅に戻ってからとか、ある程度時間が経ってからの方が冷静に自分の演奏を判断できると思います。
🔴音作りに時間をかける
レコーディングの半分以上は音作りに時間をかけた方がいいです。
てゆーか。
むしろレコーディングは音作りのためにある、と言っても過言ではありません。
理由は明白で、レコーディングした音は、音源としてCDにしたり配信したり、何かしらの形で聴く人たちの所に届くわけですが。
聴く人たちは耳でしかその音を聴くことができません。当たり前ですが。笑
しかもめちゃくちゃ冷静に音を判断されます。
これがたとえばライブとかなら、見た目のパフォーマンスもあるので、ギリごまかしがきいたりすることもあります。
でも音源はそういうわけにはいきません。
どれだけリズムが合ってても、どれだけ気持ちイイ演奏ができたとしても。
音がイマイチだとすべてが台無しになってしまうのがレコーディングです。
だからレコーディングは音作りが超大切なのです。
とはいえ。音作りはめちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
チューニングをして、録音して、確認して。
をひたすら繰り返すもんですから、時間なんていくらあっても足りません。
僕の場合は毎日チューニングして遊んでたのでチューニングには慣れてはいましたが、それでもやっぱりレコーディングとなると、ある程度時間はかかってしまいます。
しかも生で聴く音と、マイクを通して聴く音って全然違うので、加減が分からなかったりするので超厄介です。
…とゆー感じで、音作りにはすこぶる時間がかかってしまうのですが、レコーディングの命なのでどれだけ時間をかけてでも、納得のいく音作りをした方がいいです。
とはいえ。
無限に時間があるわけではありません。
音作りにたくさん時間をかけれるように、演奏は一発で終われるぐらい、完璧に練習しておきましょう。
僕は初めてのレコーディングは高校3年生の時。
その時はメトロノームは使わずに、ベースとギターと3人で一発録りだったし、時間も全然なかったので、音作りなんて一切しておりません。
それよりも何よりも自分の音をマイクを通して録音するっていうこと自体、楽しすぎてそんなことどうでもイイ感じでした。
でも回数を重ねていくうちに、いろんなことがわかって、レコーディングは何テイクもやるもんじゃねーなと。
そこに時間をかけてしまうと、泥沼にハマります。
なので一発で終わらせれるように、音作りに時間をかけれるようにした方がいい、っていうのが僕の結論です。
🔴まとめ
以上、初めてのレコーディングで気をつけることでした。
初めての時は緊張もあって演奏がおぼつかなかったりすると思うのですが、それは練習をこれでもかってぐらい、たくさんすれば乗り越えられます。
それよりも何よりも、何をおいても「音作り」に時間をかけれるように。
頑張りましょ。
それじゃーまた〜。
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