おはようございます。
本日は「嫌われるドラマーの特徴5選」というお話です。
僕はライブハウスで「PA」っていう、音響の仕事をしてたことがあるのですが、その時にドラマーさんに対して
「わぁ…コイツめんどくせ…」
って思ってた超超個人的な意見を述べます。
おそらくほとんどのPAさんは共感してくれるんじゃないかなーと勝手に思っております。
もし、やってしまってたら「あぁ……」って思われちゃうかもしれないので、注意が必要です。
それではまいりましょう。
🔴他の人が音出してるのにずっとうるさい
これは本番中とかじゃなくてその前のサウンドチェック・リハーサルの時のことです。
たまに本番でやらかしてしまってる人もいます。
僕はPAをやってた時は、順番にドラム、ベース、ギター、あとキーボードとかウワモノ系、でボーカル、っていうふうに個別で音をもらいます。その後に曲で合わせてもらうっていう感じでやっていたのですが、ドラムって一番最初にサウンドチェックが終わるので、ドラマーさんってその後めっちゃヒマなんです。
その間中ずーっと音鳴らしてる人がたまにいらっしゃってて、すっごいうるさくてですね。
そんなにデカイ音を鳴らしてるわけではないんですけどなんかずーっとこちょこちょこちょこちょやっててなんかね。
なかなかのお耳障りです。
ここで、
「うっさいボケ!」
って言ってしまいたいところですが、そんなことをしてしまうと大問題なので、それは心の中にしまっておいて、「スイマセンドラムさん、ちょっと静かにしてもらっていいですか?」と、大人の対応をします。
でもたぶん中にはイラッとしてしまうPAさんもいらっしゃると思うので、自分のサウンドチェックが終わったらなるべく静かに待ってるのがいいと思います。
何よりも、本番までの時間に余裕がある時だったらまだいいのですが、時間がけっこうカツカツな中でそれをやられてしまうと、イチイチ止めないといけなくなってしまって、あげく全体的に押してしまうので、とてもいい迷惑です。
みんなが気持ちよくできた方がいいですよねっ。
🔴機材多すぎ
機材が異常に多いドラマーさんってたまにいらっしゃるんですけど、こういう人が来ると「マジか…」ってなってました。
チャイナシンバルとかスプラッシュシンバルとかシンバル系を2、3枚追加するとかなら全然、何の問題もないと思うんですけど、中にはチャイナをドーンと上に2枚置いたりとか、スプラッシュ系を4、5枚とか持ち込んでくる人もいらっしゃいます。
シンバル系だけなら自分でやってくれるし、マイクも全体で拾うだけなので特にあんまり問題ないんですけど、中にはロートタムとかフロアタムっていう
太鼓系を持ちこんできはる方もいらっしゃってですね。
ステージの上がすごいごちゃごちゃして「ああっっ!!」ってなってました。
あと、他にも出演するバンドさんとの入れ替えがすっごくごちゃごちゃして大変だったんですね。
気持ちはすごくわかるんです。
機材多い方がすごく見映えするし、いろんな音色楽しめるしなんかカッコいいですよね。
でも。
そういうのは対バンでやるとすごくごちゃごちゃしちゃうので、やるならせめてワンマンライブの時とか、もっとバンドがデカくなってからでいんじゃね?って正直思ってました。
そうじゃない時はプレイで魅せてくれと。
わかってます。
そんなこと関係なく気持ちよくライブしてもらうのがPAの仕事やろ!っていうことぐらいは。。。
そんなこというPAはPAとしてどうかと思います。ていうか人としてどうなんだと。笑
なのでこれを口に出したことはありまん。
心の中で思ってただけです。
🔴セッティングにめちゃくちゃ時間かかる人
さっきのとちょっとかぶるとこはあるのだすが、やたらセッティングに時間かかっちゃう人っているんです。機材多かったらそのぶん時間がかかるのは当たり前なのですが。
でも中には機材の数は別にそんなに多くないのに時間かかる人っているんですね。
シンバルの位置とかタムの高さだったりイスの高さだったりを、なんかいろいろ微調整を延々と繰り返してらっしゃるんです。
「いや、そんな変わらんくね?」
って思うんですけど。
まぁでもねこれもねすごく気持ちはわかるんですよ。
本番中になんか違うって思いたくないし。
本番中にはセッティングをいじりたくないし。
だからできるだけ何回も何回も微調整をしたくなるっていうのはすごくよくわかります。
僕自身もやったことはあるので。
でもそうなったらそうなったでしゃあねぇ!ぐらいの
ドンと構えといた方がステキなんじゃないかなぁと思います。
これ本番前のリハーサルの時だけならまだしも本番前にも同じようにめちゃくちゃ時間かけはる人もいるんですね
「いや…さっきリハで確認したやん…」
ってなるんですけどやっちゃうんですねぇ。。。
あんまり時間かけすぎると間延びしてお客さんとかけっこうしらけちゃったりするので、セッティングはできるだけ速やかにするのがいいと思います。
🔴めいっぱい力で叩いちゃう人
いろんなドラマーさんがいらっしゃるんですけど、中でもPAとしてあーやだなぁって思ってたのが、力任せにガンガン叩いちゃう人です。
ドラムって力ではいい音って出なくて。
でもそれを勘違いして力でいっちゃうっていうのはたぶん誰もが通る道だとは思うんですけど。
みてるとすごい機材が壊れてしまいそうでハラハラします。たまにドラムヘッドとか破れちゃう、なんてこともありました。
4バンド中1バンド目とかだったらホントに萎えます。
あとそんなに大きいライブハウスじゃなかったらドラムの生音がうるさすぎて他のギターとかベースとかの音が負けてしまって全体のバランスがすごく悪くなっちゃったりとか、モニターが全然聞こえなかったりとかするので、くれぐれも力で叩かないようにお願いします。
🔴ネジをしめすぎる人
僕はこれがいちばん「ああ!もう!」ってなってました。
シンバルスタンドとか、スネアスタンドとかあとフロアタムの高さを調整するネジとか、いろんなところに存在してるネジを、これでもか!っていうぐらいキツーく締める方がいらっしゃるんです。
そういう人ってさっきの力でガンガン叩いちゃう人に多いですね。
そんなに絞めなくてもじゅうぶん固定できるので、これはやめた方がいいと思います。
力でいくからギュッて絞めとかないと不安になるっていう気持ちはわかるんですけど、そんなにかたく絞めちゃうとすぐ壊れちゃうんです。
ある程度余裕を残しといた方が長持ちはします。
最悪なのは本番中にネジが壊れてしまってシンバルとかがダラーんってなっちゃって誰も幸せになれません。
もうこれはホントにやめた方がいいと思います。
このネジに関してはライブハウスだけじゃなくてたぶん音楽スタジオも同じなんじゃないかなーと思います。
そんなに締めなくてもじゅうぶん固定できるので機材は優しく扱いましょう♡
🔴まとめ
以上、嫌われるドラマーの特徴5選をお送りしてまいりました。
音楽ってひとりでするものじゃなくて、お客さんとか裏方のスタッフさんがいてはじめて成立するものなので、みんなで気持ちよくなれたらそれがいちばん最高なんじゃないかなと思います。
もし。
ひとつでも当てはまってしまったらぜひ自粛してください。
それじゃーまた。
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