おはようございます。
本日は作曲を簡単に始める方法のお話です。
作曲って聞くと楽器弾いたり、楽譜書けないといけないとか音楽理論がどうだとか、なんだか難しそうなイメージがあると思います。#僕はそんなイメージを持っていました
ひと昔前はたぶんそんな感じだったと思うのですが、今はスマホのアプリひとつで楽器ができなくても、音楽理論を知らなくても、楽譜が書けなくても読めなくても、誰でも簡単に曲を作ることができてしまいます。
必要なのはスマホのみ。イヤホンがあればなお最高。
そして「medly」というアプリをインストールすればそれだけでもうあなたは作曲家デビューです。
Medly
Medly Labs Inc.無料posted withアプリーチ
作曲の肝はメロディ
「medly」の細かい操作方法はこちら▼に分かりやすく説明してくださっているのでご覧くださいませ♡
とりあえずテキトーでも何でもいいのでメロディを打ち込んでみましょう。
作曲のいちばん大事なところはなんと言っても「メロディ」です。メロディラインが素晴らしいものになればあとはどうにでもできます。
最初から素晴らしいメロディラインができることはあまりないので、何曲も作ってたらそのうち自分でもビックリするような曲ができたりします。
それまではたくさん曲を聴いて自分の中の引き出しを増やしましょう。
メロディラインができたら打ち込んで聴いてみましょう。
最初はめちゃくちゃ恥ずかしいと思います。
それを人に聴いてもらわないといけないんですよ?そんなことできるわけない!って思いますよね。笑
でもね。
1回やってしまえば後は楽チンです。
最初の1回は死ぬほど勇気が必要です。そしてだいたい笑われます。ヘコみます。もう辞めたくなるかもしれません。でもそこは頑張って乗り越えてくださいとしか言いようがありません。
僕も最初は死ぬほど緊張しました。
そして笑われました。
でもその笑われたことが悔しくて絶対いい曲作ってやる!って心に誓って頑張ってたくさん作りました。
そしたら自分でもビックリするようなイイ曲ができるようになったんです。
やればできるんですっ。
オリジナル曲は編集作業
自分だけのオリジナル曲なんて作れない、、、
そんなあなたのために作曲のコツをお届けします。
自分で0から生み出そうとするとなかなか出てきません。出てくるとしたらそれはたぶんいろいろ作って、ある程度数をこなしてからです。
多くの場合、作曲は0→1の作業じゃなくて、自分の中の引き出しにあるたくさんの曲の編集作業です。
言い方を変えると「パクリ」です。
あの曲とあの曲混ぜたらイイ感じになるんじゃね?とか。
あの曲のメロディをちょっとリズムと音の順番変えたらイケんじゃね?みたいな。
実例を出すとこんな感じです。
冬の帰り道
これは僕が初めて作った曲です。正確にはイントロだけ作ってその後のメロディやら歌詞やらは他の方に任せた曲なのですが、なんか冬っぽい感じがしてこのイントロはすごく気に入っております。#たぶん冬に作った
ところがこれ。
とある曲のイントロ部分のメロディとリズムをちょっと変えただけなんです。
その元ネタはこちら。
これを聴いてからさっきの曲を聴くとコード進行も使ってる音も「そのままやんけ!」ってなると思うのですが、どっこい実際は意外とわからないもので、誰も気づきませんでした。
作曲ってホントにそんなモンで、すでにある曲を自分なりに編集して自分のオリジナル曲だと言い張ればいいのです。
あからさまにやると「パクリやんけ!」と言われてしまうので、先ほどの僕の曲みたいに上手にパクる。
ここがポイントです。
その線引きができるかどうかはたぶん経験とセンスが問われると思うのですが、あの時の僕は作曲経験ゼロの状態です。どうすればパクリだとバレないようにできるか?なんて1ミリもわかっていません。
でもセンスは音楽を始めるずっと前からずっと磨いていました。
その話は少し長くなるのでまた別でしようと思いますが、僕はセンスはずっと磨いていたのでこんな感じにしたらたぶんわからないだろう、っていう確信があったんです。
だから上手くいった。
ところが。
この時はこんな感じの歌なしの曲(インストゥルメンタル)を作るのはすごく得意分野だったのですが、歌ありの曲を作るってなるとなかなか上手くいきませんでした。
イントロは作れるのにメロディは作れない。
なぜ???笑
完成形をイメージしながら作る
曲作りのいちばんのポイントは▲の通りで、どこ視点で作るか、です。
その曲が完成してライブで演奏してる場面だったり、もしくは音源としてCDになったり配信されたりしてどこかの誰かさんが聴いてくれてる場面だったり。
歌ナシのBGMとかだとその曲がどこで流れてるか、ドラマのワンシーンなのか、お店でうっすら流れてるのか、、、。
それを聴いてるお客さんにどういう感情になってもらいたいか、とか、どんな情景を思い浮かべてもらいたいか、をイメージしながら作るとわりと上手くいきます。
これはすごく大切なことで、イメージができてないとどこに向かってるかわからなくなって迷子になってしまって、何を作ったのかわからなくなってしまいます。
そしてできた曲は全然意味不明なものに。笑
僕はよく迷子になります。笑
できたメロディはすぐ記録
あくまで僕の場合なのですが、メロディが思い浮かぶのは音楽と全然関係ないことをしてる時の方が多いです。お風呂に入ってる時とか、トイレで用を足してる時とか、自転車に乗って移動してる時とか。
そんな時にスーッと頭の中にメロディが流れたりして、あわててスマホを取り出してアプリを立ち上げて思いついたメロディを打ち込みます。
昔、先輩の作曲家の人が、「思いついたメロディを翌日になっても覚えてたらそれは名曲だ」
というふうにおっしゃっていました。
確かにそうなんです。
ずーっと頭の中に残るメロディっていい曲になりやすい。
じゃー反対に翌日になっても覚えてないメロディは名曲じゃないのか?っていうと必ずしもそうではなく、思いついたメロディを5分後に忘れてしまって、「あれ…?どんなんやったっけ…??」ってなることはザラにあります。
「絶対いい曲やったのに!!」と、すぐ記録しなかった自分に腹が立ったりします。
すぐ記録して翌日になって耳がリセットされた時に聴いて「うお…めっちゃイイやん…」ってなる時もあれば、「あれ…?なんか違う…」ってなる時もあります。
でもその時には「あれ?」って思ったものでも、もっと時間が経って聴いた時に「こんないいの作ってたっけ…??」ってなることもあります。
要するに、思いついたメロディはすぐに記録して何かしら形に残しておいた方が後で得をすることもたくさんある、っていう話です。
なので僕は思いついたメロディはすぐさまアプリで記録する癖をつけています。
特にあわてて記録したようなヤツは後で聴いた時に高確率で名曲になりそうな予感が漂うものが多くて、ニヤニヤしてしまいます。
とゆーわけで。
メロディが思いついたら即座にアプリに記録を残しておきましょう。
声を録音して残しておく、という方法もありますが、それだと音程とかがよくわからなかったりして結局ボツにするパターンが僕の場合は多いのでキチンとアプリにMIDIデータとして残るようにしています。
まとめます
以上、誰でも作曲を始める方法でした。
最終的に大切なのは「作りたい!」っていう気持ちです。
その奥底にあるのは聴いてる人を感動させたい!が含まれてると思うのですが、音楽はひとりで出来るものでもありますが、やっぱり聴いてくれる人がいた方が気持ちもたかぶっていいものができる気がします。
DTMはひとりで黙々と作業するものですが、いいモノができると誰かに聴いてもらいたくなって、感動してもらえた時の喜びは何物にも代えがたいです。
とりあえずスマホにアプリを入れてやってみてください♡
それじゃーまた。
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