おはようございます。
知ってるといろいろ役に立つドラマーのためのドラム用語集「ま行」でございます。
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ま行
マウント
タムとかシンバルをセットすることを「マウント」と呼びます。
乗るとか取り付けるとかそんな意味の英語です。
バスドラムにカウベルをマウントする、みたいな使い方をします。
マウントを取ると嫌がられるのでやめときましょう。
マレット
こんなヤツです。
スティックのようなカタイ音ではなく、丸みを帯びた柔らかい音になるので、シンバルをロールする時とかに便利です。
他の打楽器、木琴とかティンパニを叩いたりするのもマレットです。
ミキサー
音を混ぜ合わせる機械のことです。ライブハウスのPA(音響)さんやレコーディングエンジニアの人の商売道具で、周波数を調節したりエフェクトをかけたり、すべての音のバランスはミキサーでとります。
ドラムはマイクの数が多いのでトラック数が多くてバランスをとるのが大変です。
ミュート
ドラムは皮を張って音を胴体部分で響かせるので、余分な音がたくさん鳴ります。その余分な音を抑えるためにガムテープを丸めたものをヘッドに貼ったり、バスドラムに毛布を丸めて詰めるとかします。
メトリック・モジュレーション
テンポは一定なのに、テンポが切り替わったように聴かせることです。
たとえばこんな感じ▼
これはテンポは変わってないのですが、音符の位置を擬似的にシャッフルにすることでテンポが変わったようにみせています。
メトロノーム
一定の間隔で音を刻むことができる機械です。その昔、「拍節器」と呼んでいたそうです。昔ながらの振り子タイプ、電子タイプ、スマホアプリ、いろいろござります。
メモリー・クランプ
ハイハットスタンドとかタムホルダーについてるこれです。メモリー・ロックとも言います。
これは位置を記憶しておくための金具で、固定しておけば毎回同じ位置にセッティングすることができます。
さらに演奏中にズレることもなくなりますっ。
#演奏中にズレるとホントに地獄
モジュール
ひとまとまりの機能を持った部品という意味で、電子ドラムとかシンセサイザー、サンプラーなどの音源がまとまって入っている機械のことです。
音を鳴らすには外部機器(キーボード、電子ドラムなどなど)を接続して、さらにスピーカーとかイヤホンを繋げる必要があります。
これで電気がなくても音が出せたら最高なんですが、、、。
モタる
演奏中に、決められたテンポよりも遅くなってしまうことです。テンポの遅いバラードとかでけっこう頻発します。対義語→ハシる。
モニター
ステージ上にあるスピーカーのことです。
ステージの上では他の楽器の音が聴こえにくかったりするので、一人ひとりスピーカーから音を返してもらうことで演奏がしやすくなります。大きいホールとかでスピーカーだとその場から動けないので、その場合は「イヤー・イン・モニター(イヤモニ)」と呼ばれる耳にピッタリフィットするイヤホンから音を返してもらいます。
音を返してもらうことそのものを「モニター」と呼んだりもします。
モーラー奏法
モーラー氏が開発・確立させた演奏方法です。体の使い方を徹底的に考えて、ムダな力を一切使わずにムチのようにしなやかな腕の振りで演奏するのが特徴です。
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