ドラム初心者がやってはイケナイこと

おはようございます。

 

本日は「ドラム初心者がやってはイケナイこと」というお話です。

 

何をやってはイケナイのかと申しますと。

 

「いきなりドラムセットに座る」

ですっ。

 

ギターとかベースとかだととりあえず楽器がないと何にもできません。

でも楽器を家に置いておくことはできるので、朝から晩までずーっと楽器がそばにある状態は作れます。

なので練習しようと思えばいつでも練習できるんですね。

 

でもドラムって家に置くことができないので、楽器に触れる時間ってものすごく限られてくるのです。

#家にドラムセット置ける人は無視してください

ドラムは音がめちゃくちゃ大きくて騒音でしかないので、音楽スタジオとか、防音設備がちゃんと整ってる所にしか置けないんです。しかもそういう場所ってお金がかかります。

よっぽど多く時間を取らない限り、ドラムに触れる時間が1日1時間とか2時間とかめっちゃ限定されてしまいます。

なので何も練習せず、何の準備もナシにいきなりドラムセットが目の前にあっても、ほぼ何もできないまま終わることがほとんどです。そうなるとスタジオ料金とかそのために割いた時間とかがほぼほぼムダになっちゃって、非常に効率が悪いのです。

 

叩きたくなる、というかドラムセットに触れて音を出してみたくなる気持ちはすごくよくわかります。

でもそこをグッとこらえてですね。

ドラムを叩くための準備、たとえばエアドラムとか。ヒザ叩くとか。そういうことをしてドラマーっぽい動きがある程度出来るようになってからスタジオに行く方がいいです。

そうすればお金も時間も有効に使えます。

そして。

ガマンをすればするほど早くドラムやりたい!っていう気持ちが膨れ上がっていくので、ドラムが楽しくて仕方なくてオシッコちびるぜ♡っていう状態に持っていくことができます。

そういう精神状態になればドラムの上達速度がたぶん跳ね上がります。

#実際跳ね上がってるのかは知りませんが#気分的に

#そんな気がするだけ#比べようがないんだもの

 

それを他ならぬ僕自身が体験してるので間違いないっすっ。

 

ドラム初心者がいきなりエイトビートを叩くというミラクル

 

僕が初めてドラムを叩いたのは高2なりたてぐらいです。

そしてその時にいきなりエイトビートを叩いてその時まわりにいた連中が度肝を抜かれてました。

「おまえなんで叩けんねん?!」と。

これでもかってぐらいドヤれたので、ものすごく気持ちよかったです(笑)。

その時から「コイツはドラムが上手いヤツ」という烙印を押されたわけですが、練習もせずにいきなりエイトビートを叩けたわけではありません。

 

初めてドラムセットに触れたのは高2の春ぐらいですが、コッソリ練習を始めたのはその3年ぐらい前、中学2年生あたりです。

中学生2年生のいつかは覚えてないですが、普段あまり目立たない大人しい感じの同じクラスの男の子が、吹奏楽部の発表会かなんかでドラム叩いてるのを間近でみて「カッコええ!!」ってすごい衝撃を受けたのです。

 

「いつかおれもドラム叩いてみたいな」っていう感情がその時はじめて芽生えました。

 

でもそれを口に出すことはできず。

その想いはずーっと胸に秘めておりました。

 

そしてその時から僕は密かにドラムの練習を始めました。

練習と言ってもスティックを買うとかスタジオに行くとかそんな勇気は皆無だったので、とりあえず手と足を動かしてドラムの動きを真似することから始めました。

でもその時は「ドラムやってみたい」なんてなんか恥ずかしくて口が裂けても言えなかったので、誰もみてないところでコソコソ練習を重ねていました。

 

なので練習に割いた時間なんて1日に10分もあればいい方だったと思います。その時はバスケ部もあったし。

しかも毎日というわけでもなく、気が向いた時だけ。

でも、「ドラムやってみたい」っていう想いは絶えることなく、ずーっと持ち続けていたので、そういう地道なことを少しずつ、3年ぐらい時間をかけて積み重ねてたら、自然と手と足がバラバラに動くようになっていました。

そうなると、本物のドラムセットを叩いてみたいなー、っていう欲望が日々ドンドン強くなっていきます。

そして迎えた高2の春。

バスケ部も面白くなくなってきた絶妙のタイミングで友達から「バンドやろうぜ」と声をかけられました。しかもドラム担当っていうミラクル付き。音楽の神様に愛されてたのかしら?

 

「満を持して」っていう言葉はこういう時に使うんだな、としみじみ思いました。

まさかまわりの連中は僕がドラム叩けるなんて夢にも思ってないでしょうから、僕は心の中でニヤニヤニヤニヤしていました。

そしたら案の定、度肝を抜いていたので、してやったりです。

 

先に体を動かせるようになることが大事

 

そんな自分の体験から学んだことは、ドラムを演奏するために必要なことは、まず手足がバラバラに動かせるようになることです。

 

当時の僕はそんなことまで考えていたわけではありません。

強い想いはあれど、それしか方法が思いつかなくて、しかもまわりにバレないようにコッソリ手と足を動かして練習するしかなかったっていうだけです。

でもこれは授業中でもできたし、自転車に乗りながらでもできました。

それを3年間、コツコツ積み重ねてました。

 

でももし、ドラムをやるっていうことを公言できてたとしたら、いちばんいいのは「エアドラム」です。

ドラムセットが自分の前にあるっていうテイでスティックを持って振り回すやつです。

スティックがない時はナシでもいいです。

とにかく体を動かすことが大事です。

そしてその動きに慣れること。

 

でも、エアドラムだけだと、叩いてる感覚がつかみにくいので、もうひとつ、ヒザの上あたりを叩くっていう方法をとるといいと思います。

でもこれはけっこう痛くて(笑)。後で真っ赤っかに腫れたりするので何か工夫が必要です。

 

割合的にはエアドラム8:ヒザ叩く2ぐらいの感じでいいと思います。

とにかく体を動かすことの方が大事。

僕は手足を動かせるようになるまで3年ぐらいかかりましたが、真剣にやれば3ヶ月とか半年ぐらいあれば余裕なんじゃないかなーと思います。

 

そうやって練習をすれば本物のドラムセットに座った時にめちゃくちゃ効率的な練習ができるし、初めて触ってもエイトビートが叩けるっていうミラクルが起きたりします。

 

まとめます

 

僕はドラムの練習は「ドラムセットがない状態の時にいかに効率よく練習するか。」っていう考えを持っているのですが、それはこういった自分の体験からきております。

特に初心者で何もできない時はなおさら、ドラムセットにある場所に行くことが大変なことです。

スタジオ予約とかめっちゃ緊張するし。

実際スタジオ行ったら行ったでスタッフの人が優しかったらいいですけど、中にはめっちゃ対応悪い人がいて、そんな人に当たった日にゃあしばらく立ち直れません。

ドラムは楽器に触るってだけで大変なのです。

 

だからこそ楽器に触れる時間は大切に使った方がいいので、そのための準備をいかにできるか、がすごく大事だよ、っていうお話でした。

 

それじゃーまた。

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