ドラム初心者がドラムを叩く前にやるべき3つのこと

楽器のこと

おはようございます。

 

本日は「初心者がドラムを叩く前にやるべき3つのこと」っていうお話です。

 

ザックリまとめるとこんな感じ。

・ドラムの音を聴き分けれるようになる

・好きな曲を覚える

・ドラムの動きを体に覚えさせる

 

楽器を始めるには、買うとかもしくは借りるとかして、「手元に楽器がある状態」を作るのが一般的です。

ギターだったらギターが、ベースだったらベースをが手元にないと練習なんかできやしません。

それは、楽器というものが音を出すものだからです。

ていうか。

音を出さないことには練習が成り立たないからです。

他の楽器もだいたい同じ。

楽器がないことには前に進むことができません。

 

ところがですね。

 

ドラムはドラムセットがなくても始めれる楽器なんです。

スティックも買わなくて大丈夫です。

 

まぁ。。。

 

最終的にはドラムセットがないと音は出せないのですが。。。

 

かといって、ドラムセットはなかなか買えるようなものでもありません。

 

ひと通り揃えようと思ったらけっこう値段が張るし、デカいから場所とるし、苦情殺到するぐらい音がうるさいので、そもそも初心者が買うようなシロモノではありません。#ワタクシドラムスコはドラムを始めたての時にドラムセットを買って家で叩いて苦情が殺到してソッコーで学校に寄付しました

なので。

ドラムセットが置いてある場所ってすごく限られてくるのです。

音楽スタジオとか、学校とか、公民館とか。

 

スタジオに行こうと思ったらそれはそれでお金かかるし、予約取るのとかめっちゃ緊張するし。学校はお金はかからないですが、そんなに何セットもあるわけではないので、順番待ちとかになったりして思うように叩けなかったりするし。

公民館とかでも予約しないと、だし。少しはお金かかるし。

 

なので。

気軽にさわれるものではないんです。ドラムセットって。

 

だからこそ。

万全の体制を整えてからドラムセットに向かおうではありませんか!

っていうお話です。

 

とゆーわけで。

本題に入ります。

基本的に先ほどの3つのことができるようになればドラムは楽勝で叩けるようになります。

 

・ドラムの音を聴き分けれるようになる

・好きな曲を覚える

・ドラムの動きを体に覚えさせる

 

ゴリゴリ解説していきます。

 

🔴ドラムの音を聴き分けれるようになる

まずは、ドラムが何をしてるのかを把握しないことには何も始まりません。

なんの音が鳴ってるのか?

どんなふうに演奏をしてるのか?

 

それを把握するのには耳をドラム仕様に仕上げる必要があります。

 

かといって。

すぐに聴き分けれるようなものでもないので、何回も何回も曲を聴いて、耳を慣れさせる必要があります。

なので、好きな曲でやってみてください。

好きでもない曲でやっても何も楽しくないし、続かないので危険です。

 

とにかくドラムの音をよく聴いて、ドラムが何をしてるかを把握できるようになってください。

把握できるようになったら、ますますドラムを叩きたくなります。

 

分からない時は、楽譜を見るといいと思います。

楽譜の読み方はコチラです。

▼楽譜の読み方▼

ドラムの楽譜の読み方
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有名な曲ならネットに転がってると思うので、頑張って探してみてください。

 

もし楽譜がない場合は、僕のオンラインドラム教室で楽譜を作る特典がついてるので、よかったら覗いてみてください。

 

 

最低でも、バスドラム、ハイハット、スネアの3つの音は聴き分けれるようになればドラムは楽しめます。

てゆーか、ほとんどその3つの音しか鳴ってないので、わりとすぐに慣れると思います。

 

🔴曲を覚える

ドラムの音を聴き分けれるようになる頃にはたぶん自然にできてるとは思うのですが、ドラムを叩くには、曲の構成を覚えないといけませぬ。

 

イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、アウトロ、などなど。

 

いろんな要素が組み合わさって曲はできています。

それを把握するために重要な仕事をしてくれるのが「小節」です。

 

小節は楽譜を読みやすくするために一定の長さで区切ったもので、だいたい4分音符を4つ集めた4分の4拍子を1小節って数えます。

 

小節は8個とか16個で区切ることが多くて(イレギュラーもたくさんありますが)、たとえばイントロ8小節、Aメロ16小節、Bメロ8小節、サビ16小節、みたいな感じになります。

 

そんなふうに考えると、曲を覚えやすくなります。

 

さらにですね。

紙に小節の数だけ四角を描くと、より覚えやすくなります。こんな感じで。

 

曲によっては、ドラムが鳴ってないところもあったりするので、そんなのも描いておくと、聴覚だけじゃなく視覚でも覚えれるので、覚えるために使う時間を短縮できます。

 

曲の構成とかが分かると、よりその曲の理解度が深まるので、とっととドラムを叩きたくなります。

 

その前にもうひとつだけ。

やることがあります。

 

🔴ドラムの動きを体に覚えさせる

ドラムは全身を使う楽器です。

特に右手、左手、右足を頻繁に使います。

とはいえ。

ギターやピアノ、その他楽器は指の細かい動きを使って音を出すものが多いですが、ドラムは音階がなくて細かい指の動きもない、すごく単純な楽器です。

ココがドラムの素晴しいところです。

 

楽器は基本的に音を出さないと練習できませんが、それは音階があるからなんですね。

 

でもドラムには音階という概念がなく、音の数もそんなに多くありません。

先ほども言いましたが、基本的にドラムはハイハット、バスドラム、スネアの3つの音を多用します。

 

極論、その3つの音だけでも曲は成立してしまうんです。

 

なので、音を鳴らさなくても練習できてしまうのがドラムなのです。

なんならスティックも必要ありません。

 

体ひとつあればいつでもどこでも練習できるのがドラムです。

 

なので。

 

右手をハイハット、左手をスネア、右足をバスドラム、と仮定してヒザとか机とかを叩いて体にドラムの動きを覚えさせるのです。

 

曲を聴きながらやるのがベストなのですが、音楽を聴けない状況なら、頭の中で脳内再生しながらでもできます。

 

この練習はホントにいつでもどこでもできます。

 

移動中、お風呂の中、授業中、仕事中、、、などなど。

 

オススメは移動中です。

特に自転車とか漕ぎながらとかは、サイコーの練習場所です。

 

そうやって、体にドラムの動きを覚えさせれば、いざ本物のドラムを目の前にした時、ワクワクが止まりません。

そしてある程度叩けるようになってるので、もう興奮しかありません。

ドラムが楽しくて、大はしゃぎすることでしょう。

 

逆に、そういった準備をしないでドラムセットを目の前にすると、まず不安が襲ってきます。

そしてその不安は的中します。

何もできません。

 

そんなの楽しくもなんともありません。

ヘタしたらドラムがイヤになってしまうこともあります。

 

そんなの。

 

寂しいじゃないすか。

 

🔴1ヶ月だけガマンしてください

以上の3つのことをドラムを叩く前に身につけてみてください。

特に3つめの「ドラムの動きを体に覚えさせる」はめちゃくちゃ大事です。

 

1ヶ月ぐらい真剣に練習すればドラムは叩けるようになります。

 

なので身につくまではドラムにさわるのはガマンしてください。

ガマンした方がウズウズして早く叩きたくなります。

そしてその気持ちが音楽においてはすごく大切で、上達速度を何倍にも上げてくれるし、初めて音を出した時の感動も何倍にもふくれ上がります。

 

音楽は表現の世界なので、そういう「感動」は何よりも糧になって、表現力が爆上がりします。

そしてあなたの演奏をより魅力的なものにしてくれます。

 

頑張りましょう。

 

それじゃーまた〜。

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